祭祀を行う壇、供物をささげるために聖化された場所を祭壇といいます。
家庭で仏事において設ける際、年忌の法事や自宅で行う葬儀、葬儀後の後飾りの祭壇があり、宗教儀礼の中心となります。
 
設ける場所は、ご自宅では、仏壇が置かれる床の間に設けます。
床の間は、日本建築の座敷で、上座となる部屋となり、お客様を泊めたりする家の中で大切な場所です。その場所に、祭壇は設けられます。
 
 
 
葬儀祭壇は、葬儀社が飾り付けしてくれますので、ご自宅での法事祭壇の飾り方(別に祭壇を飾る場合)を説明します。 尚、後飾り祭壇も同じように飾るとよいでしょう。
 
 遺影
故人様の写真を飾ります。
 
 ろうそく
対で燭台とローソクをお供えします。
 位牌
故人の位牌を飾ります。
 お茶  お湯
故人にお供えするお湯・お茶をお供えします。
 
 菓子 ⑦ 果物
 
 線香
 
 線香用ローソク
線香を点けるためのローソクです。
 
 香炉
 
 鈴(小磬:しょうけい)
 
 名刺盆
御仏前をお供えするお盆です。
 大磬(だいけい) 
無くても構いません。
 
 座布団
金襴の座布団などを置きましょう。無い場合は、状態の良い座布団を置きましょう。
 
  
 生花は前日に準備し、当日お供えしましょう。
 
 法事当日に仏膳を供えましょう。
法事の前日は、仏壇や香炉を掃除して綺麗にしましょう。
木魚がある場合は、写真の名刺盆辺りに置きましょう。
 
四十九日・百ヶ日の後飾り祭壇は、大概は葬儀社さんが飾り付けをしてくれます。
お骨がある場合は、一番上にお骨、二段目に遺影、三段目に位牌を飾ります。
 
※地域や宗派・寺院によって違いますので、あくまで参考にして下さい。

 

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