本寺瑞巌寺について

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~支倉又兵衛常信菩提霊地~
  臨済宗 妙心寺派
 日月山 桂藏寺
 
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桂蔵寺の本寺であり、県内の臨済宗寺院の本寺として、日本三景松島の名刹、瑞巌寺であります。
 
開山は慈覚大師円仁によって天台宗寺院として天長5年(828)に「松島山 延福寺として創建されました。
 
1260年頃に鎌倉幕府北条時頼の請を受け、法身禅師(ほっしんぜんじ)によって、延福寺を円福禅寺と改め、臨済宗として改宗しました。        
 
法身禅師の後に、鎌倉建長寺を開山された蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が入り、臨済宗建長寺派としての歴史が始まり、関ヶ原の戦いが終わって、仙台を治められた伊達政宗公の庇護を受けられました。
 
政宗公の請を幾度となく断りました禅傑雲居禅師(うんごぜんじ)は、政宗公が亡くなってから最後の請を受け瑞巌寺に入山、建長寺派を妙心寺派に改め、その名声は全国に広まり、多くの雲水(うんすい:修行僧の名称)が訪れ、隆昌を極めました。
 
その後、「松島青龍山 瑞巌円福禅寺」となり、数多くの禅傑を出して、今日までいたります。